佐藤慎司のことば/文化教育を考える

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zoom RSS 国際大会+コンピューターと日本語教育の大会@名古屋

<<   作成日時 : 2012/08/23 22:12   >>

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ぶじ日本語教育国際教育大会+コンピューターと日本語教育の大会がおわりましたパネル3つの司会を無事終えることができ、ホッとしています

今回パネルを組んでみて、どのパネルでも最終的に同じようなことを感じました。それは

教育における多様性を考えるときに、たしかに「みんな違ってみんないい」なのですが、その先に皆であるいは自分の中でしっかりとしたゴールを設定していないと「みんな違ってみんないい」だけで終わってしまうのではないかということですですから、

自分はどんな人/日本語教師になりたいのか
学習者はどんな人/日本語話者になりたいのか

ということを念頭に置いた上で多様性を考えていかなければならないと思いました。そうでないとちがったばらばらのものがばらばらのままで、まとまっていくことが必要な時にまとまれない気がします。したがって、大切なことは

よりよい自分、(自分の所属している、所属したい)コミュニティをめざす

ということなのではないかと思います。

例えば、多様性でも、批判的思考能力でも、異文化に寛容のある態度でも、異なる者への気づきなどいろいろなことがことばの教育の目標(?)とされることが多いのですが、その議論の中には全くと言っていいほどなぜ多様性、批判的思考能力、異文化に寛容のある態度、異なる者への気づきが必要なのかという根本的な議論をすることがないように思います。

ほとんどの議論は

社会では多様性、批判的思考能力、異文化に寛容のある態度、異なる者への気づきが必要とされている

したがって、多様性、批判的思考能力、異文化に寛容のある態度、異なる者への気づきを育成する(?)ことが必要だ

という展開になりますが、その際の「社会」とはだれなんでしょうかその社会には自分は入っているんでしょうか

入っているのだとすれば、論文としては明確に自分の立場

自分は多様性、批判的思考能力、異文化に寛容のある態度、異なる者への気づきを育成することが必要だと思う。なぜなら….

と「なぜなら」の部分を記載することが必要だと思います。そうでないと、研究者、実践者は「社会」が必要なものをただ育成する、あるいはその必要性を示す機械に過ぎなくなってしまうと思うからです。

今回は、自分より若い方、同僚や友人、そして、大先輩の研究者とパネルを組む機会がありました。また、これまでお世話になってきた私の尊敬する先生方がご退官される、あるいはご退官の予定だと聞いて、今まで当然のように続いて行くと信じていた関係が永遠の者ではないのだということを感じました。そして、この学会ではパネルのまとめ、司会、飲み会、いろいろな方との雑談の中で、

自己を振り返る機会

がたくさんありました。そして、自分の持つ社会的立場について、いろいろ考えさせられるようなこともありました。

そして、

これからはわたしたちの世代が担っていく時代なのだ、
担いながらも次の世代にどう引き継いでいくかということを考えなければならないのだ

ということを痛感しました10年なんて本当にあっという間です。これからは自分に何ができるか、何がしたいかということをよく吟味していかなければならないと思いました。

2つのパネルではいろいろなかたちの連携について取り上げましたが、本当にいろいろな連携が必要だと思います。

ことばの教育の連携
言語教室、言語学習、言語教育をいろいろな側面から見るためのさまざまな学問分野の連携
いろいろな教師の世代の連携
いろいろな国の教師の連携
さまざまな教育機関の連携(高校→大学など)
教員養成機関と現場の連携

などなど、これから連携というものについて取り組んで行きたいと思います。

そして、最後に、ことばの教育の連携パネル(2)で、難波先生がおっしゃっていた、ことばの教育では何を教えるべきなのかという問いへの逆説的問い

ことばは教えられるのか

という問いも考えていかなければならないと思いました。

今日からも

健康第一
実践・研究第ニ

(M先生も同じことをおっしゃっていますが)でがんばりたいと思います!

それでは、みなさま、これからもよろしくお願いいたします

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